時代を継承する築80年の古民家再生
2013年08月01日
築80年の古民家で再生を決めるのに約2年かかりました。
お客様の強い思いから自然素材を使い末代まで継承できる古民家を造っていこうと思います。
床を解体してようやく分かる古民家の実態!! 結構白蟻に食われています。
床下地は自然素材の杉 全て地元の杉を使用しています
ユニットバスを設置 ご主人様希望のがらです
天井を抜いて梁を見せました。
天井裏からリビングが見える様になりました。
これから最終仕上げの左官工事です。
玄関の天井は網代天井!! カッコイイです
天井部分は仕上げ材を使わずに全て表し天井にしました。
天井の垂木、野地板を見せることでカッコ良くなりました。
しかし、風が室内に入るので全て隙間を埋めるのが手間でした。
キッチンも「木」を使ったシステムです。奥様待望の対面キッチンは素晴らしい!!
建具も出来るだけ古い物を再利用しました。仕方なく新調する建具も塗装をして古く見える工夫をしています
廊下や部屋はの壁は、全て自然素材の珪藻土を利用し、下地は既設の物を利用して仕上げ材を変えました。
珪藻土は臭い、湿気を吸収してくれるので、各部屋とも臭いがありません。
水廻りはすべて新設しました。
ユニットバスにウォシュレット付便器、やっぱり水廻りは現代の物を選ばないと生活はしにくいでしょうね!